レディースディ&祝日の昼下がり 満員御礼でありました。
声出して笑って楽しめる映画 映画館てより 寄席に来てるような そんな感じ
役所さんが 怒れば怒るほど なんか おかしくて
ゲホゲホ 咳き込みながら 笑っていた迷惑な観客のワタシ (・・;)
ゴローちゃんの言うとおり 貴方には喜劇のセンス あります!!
「結局 受け取るんだと思ったでしょ 正直にいいたまへっ!」今川焼き事件や
「あくびよりは ましでしょ・・お肉に直しなさいっ!」などなど
役所さんの演技に 大笑いさせていただきました(*^^)v
間のとりかた 抜群ですよね・・不倫なんかのシリアスな役より この検閲官 さいこーでした。
ごろーちゃんも いじめたくなっちゃう役に ぴったり 笑
ただ・・警察署の入り口でのアクションは いらない・・つまんないよ あれ 爆
座布団回しのことは いえません (* ̄m ̄) ププッ
1日目 2日目と 脚本を直しながら みょうな連帯感で つながっていくふたり
脚本がなんとか完成し 椿くん(ごろーちゃん)が 本音を語ってしまったとたん ピシャーンと態度が変わる役所氏。
お笑いモードから シリアスモードにかわる まさに 雷鳴一発。
ここからが問題なのです・・
戦時中という背景 笑いをにくむ検閲官という設定なので
最後までお笑いモードで いくわけには やっぱ いかないのね・・
しかも 椿くんは 実際にいたエノケンの脚本家がモデルになってるわけで・・
そんなわけで やはり 出征しなければいけないわけで・・
35歳という若さで 散ってしまってるわけで・・
「生きてかえってこい!!」検閲官の最後の一言が リアルです。
ぐずぐず泣いてしまったけど・・喜劇のまま 終わって欲しかったなぁ。。
なにより 役所VSごろーちゃんの 掛け合いが楽しかったのだー(*^^)v
劇中のポスターや エンドクレジット レトロ感たっぷりで いい感じでした♪
お奨め ☆☆☆☆
監督 星護 2004年
【宣伝コピー】一人は笑いを愛した
一人は笑いを憎んだ
二人の友情が
完璧なコメディを創り上げた
出演 役所広司 稲垣吾郎 小松政夫