事実は小説より奇なり。
『ドン・キホーテを殺した男』テリー・ギリアム監督の新作映画が 次々と不運に見舞われ 6日目に撮影中止となり・・
脚本は保険会社に押さえられ、ギリアム監督の夢が 破れていく
こんな ドキュメンタリーだったのですが
メイキングを後日作るため 回していたカメラの映像で 作られてるので
現場のリアルさが びしばし 伝わってきます。
ドン・キホーテを愛し 絵コンテや 小道具 衣装に 目を輝かせ アイデアもりもりの監督と 多少たじたじのスタッフたち。
撮影初日には F16の爆音に邪魔され 2日目には 突然の嵐 ものすごい豪雨に機材が流されていく・・・涙
なんとか 撮影を続けようと あの手この手で 踏ん張るのですが 馬は動かないわ、豪雨のため風景は台無しになるわ・・・ スタッフや監督にもいらだちが
もう 気の毒としか いいようがありません。
そして 主役俳優の病気 そして 降板
うそみたいな ホントの話です。
でも ジョニー・デップ ジャン・ロシュフォール ヴァネッサ・パラディの この映画 確かに面白そう!
「現実という風車に破れる」こんなドンキホーテの絵コンテの終わり方じゃ 寂しい・・
是非 立ち直って また 製作に燃えてほしいものです。
ドンキホーテの映画 楽しそうじゃん^^
ちょうど 桐野夏生の「光源」←これも映画制作の現場の人間模様 を 読んだばっかりだったので 映画作りの難しさが ひしひしと・・
<LOST IN LA MANCHA 2001年>
監督 キース・フルトン ルイス・ペペ
【宣伝コピー】 悲劇か?喜劇か?
ジョニー・デップ最新作! 総製作費50億!
この未曾有の超大作に、一体何が起ったのか!?
出演 テリー・ギリアム