がらくたが寄せ集まった動く城は 機械じゃない あったかみがあって大好き。
そして テーマ曲のワルツが流れると もうそれだけで じわわぁ~んと パブロフの犬状態になってました。
声優さんたちは ちっとも 気にならなかったです。ノ~~プロブレム(*^^)v
ソフィーが呪いをかけられたとき 落ち着け 落ち着けと 言い聞かせながらも うろうろしちゃうとこは 完全に90歳のばーさん。
でも きたない城をみて これはいかん!!と 使命に燃えたとき シャーンと曲がった腰がのびちゃうとこがすごい!
ソフィーの場合は 心は少女なんですけど ほんとうのおばあさんだって 気持ちの持ち方でこんなに活き活きできるんだよ と 監督のメッセージを感じました。
荒れ地の魔女なんて 老いても 欲(いい欲も悪い欲も)めいっぱい。
実に自分に正直に生きてますもの~
ソフィーが90歳にも60歳にも少女にもみえて なんだ??なんだ??若返ってるのか?と 観ながらは思ってたけど 感情が表情に表れてたってことで いいのかな??
最後が ぱたぱたっと 展開がはやくって 取り残された感が。。。(; ̄ω ̄A``
ストーリーはわかりにくいよー むずいよー てか ワタシがおばかなのか??
両ばーさんが 階段を登っていくシーンは とっても よかった。笑
このシーンだけ 美輪さんの実写版で 見てみたみたい気もしますw
ノスタルジックな映像と音楽にまみれて
どきっとしたセリフがあります。
花畑の上をとぶ 戦闘機をみて ソフィーがハウルに尋ねる「あれは 味方?敵?」
「どっちにしても同じことだよ・・人殺しどもめ」
最後にも ゴッドマザーのようなサリマンが 「こんなばかげた戦争はとっとと終わらせましょう」と。
蛙の王子のように 王子がキスで人間にもどったから 戦争の意味がなくなったってことなの??
ええ 取り残されているんです^^;
DVDになったら 見直さないと~ それとも原作かな?
なので 6さいの子どもにはちょっと 難しかったかなと。。
それなりに楽しんでいたようですが「となりのトトロ」ほどは はまらないでしょう。
ドロドロに まさにドロドロに落ち込むハウルが (* ̄m ̄) ププッ
それをみて 「かんしゃくで死んだ人間はいないわ!」 ないすつっこみです♪
お奨め ☆☆☆☆
<ハウルの動く城 2004年 日本>
監督 宮崎駿
【宣伝コピー】 ふたりが暮らした。
出演 倍賞千恵子 木村拓哉 美輪明宏
【あらすじ】 父の遺した帽子店を切り盛りする18歳の少女ソフィーは、ある日町で美貌の青年と出会う。彼こそは人々が怖れる悪名高い魔法使いのハウルだったのだが、ソフィーは彼の優しさに心奪われる。だがその夜、彼女は荒地の魔女に呪いをかけられ90歳の老婆にされてしまうのだった。
【原作】 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 「魔法使いハウルと火の悪魔」