出だし5分の音楽で もう ぐぐぐっと はいってしまったのです。
そして 飛行機の中で ヘッドフォンつけながら コメディ映画で ばか笑いしているジャック・ニコルソンの怪しさに こっちも大笑い。
隣りに座ることになった主人公や 周りの乗客たちの 迷惑そ~な目つきも うんうん わかる~
ワタシなら なにがそんなにおもしろいんじゃと 釣られて笑ってしまいそうw
主人公デイブ(アダム・サンドラー)は 煮え切らない 優柔不断な性格。
言いたいこともなかなか言えず 文句をかみ殺して 飲み込むタイプ。
もうちょっと器用なら クールに立ち回るんでしょうけど 人つきあいも苦手。
卑屈な態度 皮肉めいたジョークが いじめてオーラを出してしまうのでしょうw
怪しい精神医(ジャック・ニコルソン)のセラピーをうけることになっても 往生際も悪い!逃げの姿勢がみえみえです。
怒りをコントロールするってより 自分の感情を素直に表現できることが 大切と教えてくれる映画♪
この素直ってのが 難しいのよね^^;
勇気もいるし 感情にまかせすぎても見苦しいだけだし。。。
「人には2種類いて、怒りを外にぶつける人。すぐに怒ったりわめいたりする人たち。もうひとつは内に向かう人。何があっても涼しい顔をして、あるとき突然キレる人たち。」
このとおりかも!!
本当に怖いのは 後者ですよね。
怒りんぼのジョン・マッケンローを久しぶりに見ました。
そういえば ラケットを投げたり 不貞腐れてテニスコートに寝っころがったり 好きなことやってたなぁ~ セラピー受けてたんだぁ。笑
脇役で気に入ったのは ゲイのギャラクシア(*^^)v
ヤンキースの球場で 男に戻って警備員をやっていた彼女の 粋な計らいとセリフ♪
付け加えるなら 卒業ピクニックのシーンと 実はこうだったのよのネタバレは いらなかった派です
球場の電光掲示板に出されたメッセージと 「案外 いい人なのよ^^」で 終わりでよかったなぁ~
あそこまで お手手つないでやられると くどいっ
DVD特典の「あなたはキレやすい?!」診断テストは 期待したぶん つまらなさすぎっ
あ!!いかん いかん 「グ~スフラバ~」 笑
お奨め ☆☆☆☆
<ANGER MANAGEMENT 2003年 米>
監督 ピーター・シーガル
【宣伝コピー】 キレる門には福来たる
出演 アダム・サンドラー ジャック・ニコルソン ジョン・タートゥーロ